好きな人を好きでい続ける為には、たとえ長期に及ぶアプローチでふられるかもと思っても他に好きな人が居ようが自分は相手のことが好きだと言う気持ちがないといつか必ず自爆します。
好きな人ができると、大抵は相手はまだ何とも思っておらず、好きでも嫌いでもない状態のことがほとんどです。僕自身も、人生で2人目に好きな人ができた時に勝手に盛り上がってクリスマスにデートに誘ったのですが
「あなたとはそういう関係にはなれません!」
盛大にふられました。
まだ何とも思っていない相手に突然アプローチしても断られて当然です。
正直その月はこの世の終わりかのように死ぬほど落ち込みました。
諦めたらそこで試合終了
よく片思いしている人に
「そんな恋愛は時間の無駄だよ」
「絶対キープされてるよ」
「まだ好きなの?」
とか言われているのを聞くのですが、
余計なお世話だ、すっこんでろ!
と言いたい。
キープされているかもしれないがそれも込みで好きでなのでどうでもいいし、
たとえ嫌われたとしてもその時間は無駄ではない。やるだけやらねば後悔しか残らない。
ふられたが諦めなかったらチャンスは来る。どれだけ自分の意志を信じられるかが鍵
盛大にふられた後、やはり諦めきれずに次の月から
「やっぱり諦めきれないので、今年もよろしくお願いします!」
と言ったのですが
「諦めなよ!」
と来ました。
これはいくしかないと思いました。
その後2ヶ月くらいは、好意がバレているからなのか色々と便利屋君の立ち位置で彼女の頼み事に応えていました。
しかし、自分から雑談を持ちかけてもほとんど既読無視で応えてくれない日々が半年も続きました。
「あぁ、所詮は便利屋だったのか」
とか
「きっと俺は脈なしなんだな」
とたびたび思うのですが、時々返ってくる返信で全ての悩みは吹っ飛びます。
その繰り返しをしているうちに、
「もう彼女が自分を好きかとか他に相手がいるかどうかはどうでもいいや」
「俺は彼女を好きでいる自分を信じる!」
と思うようになりました。(全力で自分に言い聞かせて自己暗示をかけました。)
それからメールの頻度もしつこすぎず、でも忘れさられないように月1回で返信が必ずしも必要としない労いメールなどを小出しに連絡していきました。
するとだんだんと氷が溶けてゆくように彼女も非常に少しづつですが、心を開き始めました。
そして彼女と出会ってから11ヶ月後、ついにサシ飲みに誘われたのです。
「今までの努力がやっと報われた」
ですがその日はアルバイトが深夜まであったので、いくことはできませんでしたが自分がしてきたことは無駄ではなかったのだと心から、喜びました。
脈なしの要素が満載だからといって諦められるのは彼女への好きは所詮その程度なのだということ
今は、湾曲的にですが愛が伝わってきますし、連絡頻度も相変わらず月1ですが、これが彼女と僕との最適なペースであり、最適な距離感なのだと思えるようになりました。
何度も挫けそうになりましたがようやく相手を信頼し、
「最後の最後でふられようが、それが彼女の幸せと思う未来ならば」
と相手を思いやりながら接することができるようになりました。
感情の浮き沈みをコントロールするのは大変ですが、その先には必ず安定的な満ち足りた愛が待っています。