どうも、毎日更新のやぎです。去年の話になるのですが、人生で初めて整形をしてきました。今までの自分の顔にコンプレックスがあったので、その悩みを消そうと短期間に2回の手術を30万くらいで受けてきたので、痛みとか経過とかどのくらい変わったかをまとめました。
鏡を見るたびに自分が嫌で仕方なかった高校時代
正直、周りからはイケメンだと言われる事が多かったと思います。ですが、自分は全くそうは思っておらず、好意を抱かれたとしても自分は自分自身を好きでは無いので、こんな自分を好きになって欲しく無いとさえ思っていました。
自分が嫌いでした。
その現実から逃れるためにゲームに依存していましたし、誰かと交流する事が嫌でした。
コンプレックスを解消するには整形しかない!
大学に進学し、単身で上京。1人暮らしが始まりました。
入学式も終わり大学生を楽しもうと積極的に新歓に参加し、同じ学科のグループとつるんでいました。
しかし、やはり性格はなかなか変えられない物で、だんだんと新歓に参加することもグループ仲間とつるんでいるのがしんどくなり、気づくと学内ではほとんど単独行動をしていました。
昼休みになると、1人で学食を食べに行くのですが、どこを見渡しても楽しそうにみんなでお喋りしている人ばかりで孤独でした。
でも、そんな学校生活も1ヶ月続くと慣れてしまい。孤独感はなくなりました。
なぜ孤独感がなくなったのかというと、自分の中に「もう1人の自分を見出したからです。」
もう1人の自分は、たとえ周りが楽しそうにしていても「あいついつも1人だよな」とか思われても。絶対に信頼のおける自分がいるので全く物怖じしなくなりました。
自分の中の自分がこの世で一番信頼できる相手になりました。
そう思った時に「もっと自分を好きになりたい」と心の底から思うようになりました。誰かに愛を与えるには、まず自分を愛せなければいけません。そのためには自分のコンプレックスを解消するしかないと考えました。
アルバイトで25万円を貯金しており、クレカの分割払いを利用すれば直ぐにでも自分を変える事ができると思った私は何の躊躇もなく、クリニックでカウンセリングの予約を取りました。
その後執刀医ともカウンセリングをしたのですが、「元々君は太っていないし、脂肪も少ないのであまり変わらないかもしれませんが良いですか?」
と言われたのですが、今までの自信のない自分とはおさらばしたかったので、即答でした。
鼻の手術開始
私は今まで、「すごい鼻高いね、外人みたい」と言われていたのですがこれが自分にとってはコンプレックスでした。
高いのは結構なのですが鷲鼻と言って白雪姫に毒林檎を食べさせた魔女のような鼻をしていました。(あんなに極端ではないですが)
「鷲鼻だよね」なんて1度も言われたことはありません、ただ自分はその鼻が嫌だったのです。それが自分を嫌いにしている要素の一つでした。
手術室に入ると緑色の手術衣を着て、手術台に横になりました。
しばらくすると看護師がやってきて笑気ガスが出るマスクを付けられました。
「笑気麻酔が効き始めるまで10分ほどかかりますのでもうしばらくお持ちくださいね」
と言われ、何の味も匂いもしない笑気ガスを吸っていました。
その後、執刀医が来て「今回はよろしくお願いします.....」
の後から突然、酒によった感じになり猛烈な眠気が襲ってきました。
「やばい、これはおちる。」と呟きながら眠りに入りました。
まるで毒林檎を食べた白雪姫のように。
次に目を覚ました時にはすでに手術の最中で、意識はありました。
「あ、今鼻にメス入れた」
本当は痛いはずなのに痛みは麻酔で感じなかったので、かなり冷静でした。
次に先生は小さな鉄ヤスリらしき物を取り出し、メスを入れた場所からギコギコ削っているのがわかりました。
今思えば、考えるだけでも痛いのですが、当初は
「あっ、骨削ってる!」
くらいしか思いませんでした。
だんだん飽きてきて、また眠ってしまいました。
そして次に起きた時には、手術は終了していました。
術後直ぐに鏡を見たのですが鼻の下が縫い合わされていまいした。
「あ、切ったところここだったのか!」
と思いながら、めちゃくちゃ鼻が腫れていることに気付きました。
術後経過(鼻)
鼻にギプスをはめられていたので、マスクをしながら帰宅したのですが意外にも痛くなかったですが、麻酔独特の違和感がありました。
1日目は難なく入眠する事ができました。しかし、2日目から麻酔が切れ始めたのか段々と痛みが増してきました。ジンジンした鈍い痛みです。眠る時もこの鈍痛で3日目まであまり寝付けませんでした。(3日目が一番痛かったです。)
3日目、ギプスを外し終え鏡を見てみると内出血の跡がすごく、鼻付近に黄色のマダラ模様ができていました。
ばあちゃんがくも膜下出血で倒れた事があったのですが、お見舞いに行った時顔に自分と同じ何かが垂れたような黄色いマダラ模様ができていました。
3日以降は徐々に痛みに慣れ始め、1週間後には内出血もほとんど消えました。
完全に痛みが消えるまでは、半年かかりました。
口元と頬の脂肪吸引
私は鷲鼻の悩みと同じくらいに、口元のたるみ、下膨れた感じが嫌いでした。
当然、そんなこと誰からも言われたことなどないのですが、これももう完全に自己満の領域です。
鏡は自分とは反対の写り方をします。他人からどう見られているかを極端に気にしていた私は2枚の鏡を使いながら、飽きもせず自分の顔を見ては嫌悪感に満たされていました。何か精神病だったのかもしれないです。
その悩みも早くどうにかしたいと焦り、鼻削り手術から1ヶ月後に脂肪吸引手術を受けました。
施術の流れは、前回と同じでしたが今回は何だか注射器みたいな物で、めっちゃずぶずぶ音がしていました。今では気持ち悪いと思えますが、あの時は何とも思っていませんでした。
吸引できた脂肪を見せてもらったのですが、黄色い卵の黄身みたいな物と血が混ざっていました。
術後経過(脂肪吸引)
手術後直ぐに、小顔マスクを渡されて
「ご帰宅後は、このギプスを付けてください、この期間が仕上がりを左右しますので」
と言われたので2週間は家にいる間はほとんどギプスを着けていました。
その後1ヶ月は就寝時にのみ着けて寝ていました。
自分では明らかに変わったとは断言できないのですが、周りからは
「痩せた?」
とか言われました。
一番驚いたのは、久しぶりに会った大学の同期に
「整形した?」
と言われたことです。(はーいしましたよ!!)
自分なんて誰も見ていないと思っていたのですが、案外、よく見ている物なのですね。
どのくらい変わったか
術後、鏡を見てみると鼻筋は真っ直ぐにはなりませんでしたが、確かに少し鷲鼻が緩和されました!前よりさらに自分が好きになったのはいうまでもありません。
今は術後1年半たったのですが、削ったところが再生し始め少し戻ってしまいましたが、昔の自分とは打って変わって自信が溢れてくるのがわかりました。
またやろうと思うか?
今回の整形に味を締め、もう一度やったらもっとよくなるのでは?
とも考えたのですが、今では自信を取り戻す事ができたし、整形は完全に自己満足の領域でキリがないと考えたので、もうやりません。
まず、出費とクレカのやりくりに大変でもう懲り懲りです。
請求書の嵐!!!
この年に、鬱になり単位を落としまくって留年したのですが
正直そんなことよりも「クレカの強制解約通知」の方が焦りました!
クレカの使い方がわかっておらず、3ヶ月前に買ったノートpcの支払いが終わっていなかったのです。
「今月中に13万円を支払ってください」
という通知を、強制解約2日前に初めて知りました。
人生で一番焦りました!
買ったばかりのipadを売って、運よくギリギリで返済額に到達する事ができました。当然、貯金はほとんど0です。
以上、整形して学んだことは
クレジットカードは悪魔のカード
ということです。
本当に怖かったです。負債はかなり精神的なストレスになります。
もし、家を買うとか車を買おうとかなっても絶対にローンでは買わないと誓いました。現金で買います。ゲンナマの安心感はすごい。