夏になると汗で臭いが気になる
デオドラントがないと生きていけない
こうした理由からデオドラント成分入りのクリームやスプレーを使うことが多くなると思うのですが
皆さんはスプレータイプとクリームタイプどちらを使っていますでしょうか?
今回は2年ずつクリームタイプとスプレータイプを使ってきた経験から、どういう人がどちらを使ったら良いかをご紹介いたします。
クリームタイプ
クリームタイプは絶大な制汗効果があり、ほぼ確実に無臭になります。
さらに、時間がたったら効果が薄くなるというのはほとんどないので
「絶対に臭わせたくない」
と考える方にとっては非常に心強い見方となります。
以前までは、服にクリームが付くと白くなってしまっていましたが最近のクリームは白くならないタイプも存在するようです。
メリット
・さらさらする
・絶対に匂わない
デメリット
・塗るのに時間がかかる
・ものによっては白くなる
・手が汚れる
・ほとんど汗をかかなくなる
スプレータイプ
スプレータイプはなんと言っても、その手軽さにあります。
シュシュっと10秒で防臭&制汗完了です。
さらに、手も汚れず少量でも十分効果を発揮し、無香タイプと香り付きタイプが選べます。
メリット
・忙しい時にすぐできる
・手軽
・少量でも絶大な効果を誇る
・匂い付き・無香料がある
デメリット
・ガスでむせる
・白くなるものもある
・調子に乗るとすぐ無くなる
・防臭はするが、普通に汗はかく
そもそもなぜデオドラントは防臭するのか
イソプロピルメチルフェノールという殺菌成分がデオドラント商品によく使われるのですが、
この成分は殺菌作用があり皮脂や汗を餌に繁殖するバクテリア(主に表皮ブドウ球菌、アクネ菌、黄色ブドウ球菌など)の増殖を抑えているのです。
あくまで、皮膚に存在する常在菌の繁殖を抑える程度に効果が抑えられており
この成分自体は強力に殺菌するわけではありません。
さらに、バクテリアの餌である皮脂や汗の分泌を抑える成分にミョウバン(硫酸アルミニウム)がよく使われているのですが
ミョウバンには皮脂腺や汗腺を収縮させ、肌を引き締めたり、発汗を抑える作用があります。
ニオイの元を含む汗を出にくくしてニオイの発生を抑えます。
余談ですがミョウバンは炎症を鎮める目的で口内炎に用いるほか、食品の食感を良くしたり、
消化剤や汚れた水をきれいにする効果があり昔から愛用されていたそうです。
ミョウバン最強ですね!
おすすめのデオドラント2選
Ag deo24 パウダースプレー
普通にどこのドラックストアにも売っているものですが、一度付けたらずっと匂わないです。
しかし、スポーツなど激しい運動をするとじかに嗅ぐと汗の臭いがしますが、臭くはないです。
私は各部位1秒噴射で2ヶ月持ちました。800円くらいで朝の忙しい時間も短縮できてコスパも良いと感じました。
ドンキで他にもっと安価なスプレーも売っていたのですが、白くなるのが嫌で今はこれを愛用しています。
さらさらクリーム
【2020年春発売】【医薬部外品】デオナチュレ さらさらクリーム ワキ用 直ヌリ 制汗剤 クリーム 1個
チューブタイプと缶タイプがあり、どちらも使ってみたのですがチューブタイプの方がクリームが汚れず衛生的だと思いました。
このクリームには白くならないタイプがあるのですが、若干高いです。
1300円くらいしたのですが、ワンシーズン持ちました。
ただ、忙しい時などは塗り忘れたりめんどくさくなったりと手軽さに欠けるかなと思いました。
しかし制汗効果と防臭効果は非常に優秀で、いつもさらさらで塗ったところは汗をほとんどかきませんでした。
次回予告:
制汗作用と防臭効果について調べているうちに、
どうやら焼きミョウバンだけでも十分安全で強力だということがわかりましたので、
後日焼きミョウバンスプレーやミョウバン粉末を直接付けて検証いたします。
参照:
wikipedia:「グラム染色」 「ミョウバン」 「硫酸アルミニウム」「収斂作用」「カリウムミョウバン」「イソプロピルメチルフェノール」
厚生労働省:「第5回 厚生科学審議会 医薬品販売制度改正検討部会
医薬品のリスクの程度の評価と情報提供の内容等に関する専門委員会
議事次第」
特選街web:「【汗が匂う・足が臭い】体臭対策に焼ミョウバンが効果!使い方や入手法を医師が解説」