美容

メラノccで顔が赤くなる原因

メラノccを使ったら肌が赤くなってしまった。

ニキビ跡を治したくて寝る前にメラノcc美容液を使ったのですが、朝起きてみると使った部分だけ赤くなってしまった...

毎日塗ってたら肌が赤くなった

塗った後にヒリヒリする

 

メラノCCニキビ跡に効くとのことで、使っては見たもののどうやら肌にあっていないのかと不安になりますよね
今回は、メラノCCを使った部分が赤くなってしまう原因をまとめました。

またニキビができるメカニズムも解説いたしますので、

「ニキビのない綺麗な肌になりたい!」

と言う方の力になればと思います。

メラノccで顔が赤くなる原因

原因

殺菌成分でお肌の常在菌を過剰に殺菌してしまい肌のバランスが崩れた

肌には主に以下の3種類の常在菌が存在しており、皮脂を餌にして肌を感染症から守ってくれています。


・表皮ブドウ球菌
・アクネ桿菌
・黄色ブドウ球菌

詳しくは後ほど追記します。

ビタミン濃度が合わなかった

ビタミンcは酸性度が高いので肌に直接つけるとピリピリとした刺激が起こることが知られています。

肌が刺激に弱い敏感肌の方は、皮膚炎を起こしてしまいます。

メラノcc殺菌成分とは

殺菌成分:イソプロピルメチルフェノール
抗炎症成分:グリチルリチン酸ジカリウム(G2K)

ロート公式サイトより

G2Kって歯磨き粉のG・U・Mにも使われてますね!

出典:medicine1031.blog96.fc2.com

常在菌を過剰に殺菌し過ぎて肌のバランスが崩れた
肌には常在菌がもともと住んでいて、うまくバランスを取りながら肌を感染症から守り健康に保っています。

しかし、洗顔のし過ぎや乾燥や男性ホルモンが多くなると皮脂分泌が多くなり肌の常在菌のバランスが崩れ、皮膚炎を起こします。

肌に存在する3種の常在菌

表皮ブドウ球菌


出典:medicine1031.blog96.fc2.com

確かにぶどうっぽいですが、集合体恐怖症の私にとってはおぞまいしい限りです。

皮膚表面や毛穴に存在し、汗や皮脂を餌にグリセリンや脂肪酸を作り出します。

グリセリンが皮膚のバリア機能を保っています。

アクネ桿菌


出典:medicine1031.blog96.fc2.com

プロアクティブでお馴染みのアクネ菌です。
アクネ菌は嫌気性の菌で、酸素がある場所では生活できず死んでしまいます。

ちなみにヨーグルトとかキムチの酸っぱいのも乳酸菌で嫌気性です。

一般的に悪者扱いされがちですが、その原因は皮脂の分泌量がストレスや男性ホルモンの影響で増え、アクネ菌が大量発生して炎症を起こすからです。

通常モードのアクネ菌は毛穴の皮脂を食べて肌を弱酸性に保っているすごくいい菌なのです。

しかも、皮膚に付着する病原菌の増殖を抑える役割も担っており、お肌になくてはならない存在なのです。

黄色ブドウ球菌


出典:medicine1031.blog96.fc2.com

表皮ブドウ菌よりを拡大しただけでは?と思われますが、こちらは毒性の強い菌で皮膚表面や毛穴に存在しており、肌がアルカリ性に近づくと増殖して皮膚炎を起こします。

つまり黄色ブドウ球菌はアクネ菌や表皮ブドウ球菌を洗顔のしすぎなどで減らしすぎてしまうと、肌がアルカリ性に近づいて黄色ブドウ球菌が活性化します。

結果的にニキビができることになります。

まとめ

・肌は弱酸性がベストだが、皮脂が異常分泌しすぎても酸性に近づきニキビができる。

・皮脂がすくなすぎても肌がアルカリ性に近づきニキビができる。

ただでさえストレス多き現代社会なのに、バランス保つのってすごく難しい。

日頃の生活習慣とストレスを溜めないように気をつけないとですね。

「え、普通に考えたら、かなり意識しないとキツイ...てか無理」

男性であれば皮脂の分泌が多くてニキビになる方がほとんどだと皮膚科の先生も言っていたので、男性ホルモンを少し抑制したらうまくいきそうです。

ちなみに皮脂異常分泌にはホルモン抑制剤がお勧めです。
しかし、量が多すぎると血栓症のリスクを跳ね上げますので、慎重に使うべきです。

実際にピルや男性ホルモン抑制剤を使ってみた"人体実験記"がありますので、よかったらどうぞ!

今回は以上です。

参考:
東京医療保険大学
ロート公式サイト

© 2024 やぎぱーぷる